「哲学用語図鑑」書評

哲学用語図鑑書評

田中正人著

俳優ブロガーあずま(@azumakotoba)です

 

この本はねとにかくメチャクチャ分かりやすい!

なんか哲学の本て分かりにくそうじゃないですか?

でもね、この本はアリストテレスとかプラトンとかの有名な哲学者が言ったことを絵付きでわかりやすく書いてくれてるからいいんですよ!

この絵がついてるというだけでだいぶ読みやすくなるんですね

こんな感じ

 

 

哲学について少し興味はあるけど何から読んでいいのか分からないて人にまず読んでもらいたい本ですね

とりあえず哲学の歴史を広く浅く理解することができる

 

その主義が生まれた背景もセットにして説明してくれる

 

例えばストア派が生まれたのはアレクサンドロス大王が帝国を作り上げてポリスが解体されて自分のアイディンティティが失ったため生まれた。

とかこの主義が出てきたのはその時に戦争で何々がどうしたとか背景の説明がある。

単純にポン!と生まれたわけではないのが分かる。

 

で、それに伴って歴史の年表とか見ながら読みたいなとも思った。

この本を見てると戦争による心の不安とかからその救いのために哲学って生まれたりするんだなーとか分かる

だからその戦争の歴史とかの年表とか見ながら見るとより深まりやすい気がする

 

古代・中世・近世・近代・現代

 

と項目が分かれているのだけれど僕が1番面白く読めたのが古代の哲学

そこ読んでると「ああ、もう古代で人の考え方って大分確立されてたんだなぁ」と分かる

あとの哲学はもう神と科学の繰り返しなんですよね

イタチごっこですよ

 

  1. 最初は神話で始まった哲学
  2. それがだんだん科学的な自然思想に入る
  3. そしたら今度は自然科学で説明できないことをイエスキリストという神で説明しようとしだす。
  4. しかしまた神なんて本当はいないじゃーんってなって神は死んだとかニーチェが言い出す。
  5. で周りを見て文化の構造から世界を読み取ろうとかなる

 

もうグルグルグルグル繰り返している

 

現代の流行りの哲学はネグリのマルチチュード

 

現代は資本主義でネットワーク状に結びついた帝国

その国家や資本主義の支配下にいるすべての人たちをマルチチュードと呼ぶ

その力が権力に対抗できる力になり得る

様々な人が自分の得意分野を生かしネットワーク状に繋がり時に話し合い時に集まって資本主義の矛盾を1つ1つ解決しようとする力がマルチチュードだということです

ちなみに僕が最近読んだ「ゲンロン0 観光客の哲学」という本でも郵便的マルチチュードという言葉が出てきました

 

 

この本も分かりやすくて面白いです!

まとめ

 

現代は必ず過去の積み重ねで出来上がっています

過去を知ることで本当の意味で現代という今の時代を知ることができるはず

過去の歴史の流れから人間がどういう考え方をしてきたかを知るのにうってつけの本です

ちなみに続編も出たらしいので買って読んだらまたレビューします!


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