演技24 物語は議論だ

議論とは相手と意見が対立すること

その相手との意見の対立が物語を生み出します

どちらにも正義があるんです

それもどちらにも譲れない正義が

これのぶつかり合いが物語なんですよ

 

物語は全て「対立と和解」だと現代の批評家東浩紀さんはおっしゃっております

絶対に物語は対立するのです

時に激しく、時に切なく

どちらが正しいというわけじゃない

 

アニメでそれをやった先駆けが「ガンダム」ですよね

悪が完全な悪、分かりやすい悪というわけではなくそれぞれの目指すところが違う、という

 

主人公というものは大体対立する相手に勝ちますが、それは主人公が完全に正義だったから勝つことができたのかというと必ずしもそういうわけではない

最近の映画は大体、敵にも共感できるポイントを作りますよね

その視聴者われわれの共感できるポイントというのが敵の正義です!

敵は何も「自分が悪いことをしてる!世界をメチャクチャにしてやる!」てやつばかりではないのです

敵側にもそれなりの都合があって苦悩があるんです、そのどちらが絶対に正しい正義というものはない

視聴者は主人公とその対立する相手を見ながらどちらが絶対に正しいという問題でもないなという議論を見ながら視聴者自身の考え方も揺さぶられるのです

 

つまり自分が主人公側と敵対する役になった場合、ただどこかのドラマや映画で見たような悪者を演じてもダメです

敵には敵なりの考え方があります

その考え方を自分が理解してうまく染み込ませなければなりません

典型的な悪役にならないでください

視聴者が共感できる悪役になるにはその人の正義が必ず必要です

双方の正義が対立し議論することで物語が生まれるのです

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