俳優の演技17「生活感」

俳優ブロガーあずま(@azumakotoba)です

俳優にはリアルさが大事

ではそのリアルさはどこから生まれてくるのか

それはズバリ生活感です

人には常に生活感が出ています

他人は常にその人の漂う生活感からその人の印象を受け取ります

それを利用することでお金持ちで疲れ知らずなのか、生き生きしてるのか、金がなくて絶望してるフリーターなのか

そういったことを判断できます

その生活感を出すコツは疲労感にあります

観客に貧乏で可哀想な印象持たせるにはなんかすげえ疲れてる感じを出せばいい

金持ち感出すには疲れ知らずで余裕な感じ出せばいいのです

ただし、これを安易に用いるとただのイメージ像でリアルに見えない存在にしかならないので注意

もちろん、生き生きした貧乏の人もいますし、疲れてる金持ちもいます。

少し話が逸れますが金持ちが疲れてる感がない嫌らしい印象なのは貧乏な人たちの嫉妬から生まれたものです

そして貧乏人が持つその嫌らしい印象の中で金持ちはワイングラス持って女はべらせてウハウハしてるといったものですね

そしてその印象の中で金持ちは疲れてる感が全くないはずです

それはなぜか

疲れてる感がない金持ちには攻撃しやすくて疲れてる感がバリバリの金持ちには攻撃しにくいからです

この攻撃のしやすさとは簡単に言えば共感できるか、できないか、ということですね

もしめっちゃ疲れてそうな金持ちがいたら共感したくなくても共感しちゃって攻撃しにくいんですよ

ああこの人も大変なんだな、人生疲れてるんだなって思っちゃって

でも貧乏人は嫉妬から金持ちを攻撃したいんです

ちなみにこれは全て無意識下での話です

じゃあどうするか

金持ちは疲れを知らないウハウハ遊んでるだけのクズ野郎だ!というイメージに勝手にしてしまうのです

そうすれば攻撃しやすくなるわけですね

そしてそう攻撃したいがために貧乏人の中でそのイメージが先行しているわけですね

脳は都合のいいイメージを作り上げますから

そのイメージが無意識下にある為、疲れをあまり見せなければ観客の目には金持ち感として映るわけです

長々とすいません、本題に戻ります

この技術を使えれば観客が受け取るファーストインプレッションの操作をしやすくなります

ファーストインプレッションとはその俳優が出てきた瞬間に観客が受け取る印象のことです

このファーストインプレッションを観客にどう与えるのかを俳優が精密に考えとけば観客は無駄に脳を働かせることなくその人が誰なのか分かるので物語に入りやすくなります

これがなんとなくやっていると観客はこいつ誰なんだ?で頭がいっぱいになってしまい物語に入り込めません

そして物語に入りやすく工夫されてる俳優に対して観客はこの人演技うまいなという印象を得ます

それとその疲労度合いを見せれることで時間帯や場所などもなんとなく観客に推測させることができます

例えばめっちゃ疲れてる人が営業の仕事をしていたとして営業先ではその感じを隠すじゃないですか、人前なので、でその営業が終わって会社から出たら疲れてる感を隠さずそのまま出すと思うんですよ、それは人前ではなく誰も見ていない状態だから

だから疲労感をどのように出しているかで、その場の公共性や時間帯を出すことが可能になるわけですね

そしてその疲労度合いが観客の目にはその人の生活感として映ることになります

大体ドラマや映画には疲れてる人しか出てきません!

なぜならドラマや映画は人間の葛藤を描くもので葛藤している人は疲れているからです

精神的にも肉体的にも

人生とは疲れるものなのですね

辛いですね

もし誰も疲れ感が出てるシーンがないドラマや映画があったら逆に観てみたいです笑

みんなずーっと楽しそうなドラマや映画

なんかシュールな感じになりそうだね

まあとにかく生活感疲労感というのは演技にとって必須といっていいでしょう

ちなみにこの疲れ感を体現してる映画で僕の好きな映画があります

それは「ニーチェの馬」という映画です

娘がお父さんの世話してるシーンを延々とループする映画なのですがその繰り返しの毎日の疲労感が凄いリアルに映っています

良かったら観てみて下さい

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